私の祖母は長田区で約40年間喫茶店を経営、母はマッサージ店を営む商売人の家に産まれました。
祖母が引退したあとは母のオイルマッサージを受けることが日々の楽しみとしていたが
年齢と共に身体的な老いもすすみ電車に乗る事も難しくなり住まいである西区から元町まで 月に1回タクシーを利用して会いにきておりました。
しかし、それも難しく現在は施設入所。自由に外出できない状況にあリます。
そんな祖母が現在94歳になるが職員である男性に対して恋をしました。
恋をすることで生きる活力が生まれ身なりも綺麗でいたいと思うように変化 施設で過ごすことで人に見られる意識が低下していたが女性として綺麗でいたいと思うようになり 服装・髪型に対する意識が変化
「恋する男性と大丸に行き寿司が食べたい・娘のサロンに行きマッサージを 受けたい」
という自発的な欲求を口にするようになる
祖母が恋する相手と外出する時間の共有をすることで 生きる力を絶やすことなく元気で過ごせるための仕組み を作りたい
祖母だけでなく世の中には同じように現状の 不便さを感じているシニア世代も数多くいるはず
超高齢化社会の中で必要とされるものを創りたい
生まれ育った神戸に貢献したいと思い起業に至りました。